コラム

債務整理全般について

このコラムでは、債務整理について書きます。

細かいことではなく、大きく分けてどの様な手続きがあるか、ということを書いていきます。

第1 はじめに
ショッピングリボやキャッシングリボを利用されている方、毎月どれだけ利息を払っているか把握されてますか?
リボ払いですと、15〜18%の利息とされているケースが多いですが、これは非常に利率が高いです。
100万円分のショッピングを年利18%のリボ払いにしていたらどうなるか。
毎月2万円をリボの返済に充てている場合、その約半分は利息の返済に充当されています。
結局、毎月2万円の返済をしているだけでは、返済が終わるまでになる8年くらいはかかります。
最終的に返済する金額の合計額は、元本に利息を加えると、約180万円です。

このように、年利18%というのはとても高利率で、長々と分割していてはいつまで経っても返済が終わらないし、返し終わる頃には使った金額の約2倍の金額を取られてしまいます。

毎月の返済額を高額にすれば、上記のような利息を払わなくて済みます。
例えば、先程の例で毎月5万円を返済する場合、約2年で返済が終わり、元本以外に支払うこととなる利息は合計で20万円程度となります。
しかし、毎月5万円を返済することは不可能という方が大半です。
それに、借りているのは1箇所だけではなく複数、毎月リボの返済をするだけではなく、新たにカードを使うから、債務は減らない、というケースがほとんどです。
ここで皆さん、家計簿とかつけてますか?
家計にどれくらいの余裕があるか把握してますか?
リボ払いなどの借金がある方は、毎月、家計にどれだけの余裕が生じるのか、その余裕の中からリボなどの借金の返済に充てられるのはいくらなのかを確認すべきです。
そして、全ての借金の合計額はいくらなのかについても、把握しないといけません。
債務が増大してしまい、毎月の借金の返済が困難であるとか、毎月返済しても利息しか減らなくて、一向に借金がなくならない、といった状況に陥っている場合、弁護士に相談すべきです。
債務が非常に大きく膨れ上がってしまったケースですと、毎月給料日に給料が入っても、その日のうちに全額が借金の返済でなくなってしまうということもあります。
現在、借金の返済をしたら生活費が不足するという方は、近い将来このような状況となることが予想されます。
大きな借金を抱えてしまっても、やり直すチャンスはいくらでもあります。
どのような方法があるのかについて、ご説明します。

 

第2 借金を整理する方法
借金を整理することを債務整理と呼びます。
債務整理には、4つの方法があります。
①特定調停、②任意整理、③個人再生、④自己破産です。
①特定調停は、メリットが少なく、これを利用することはまずありません。

なので、債務整理には4つの方法があると書きましたが、事実上は3つの方法の中から選択することになります。

②任意整理、③個人再生、④自己破産のどれを選択するかについては、別のコラムでご説明します。

概要を先出ししてお伝えしますと、債務総額を36で割った金額を毎月3年間払い続けることができるなら任意整理、無理なら破産か個人再生というように選択することが多いです(例外もあります。)。

以上が債務整理の概要でした。